【米国便り22】バイコンってこんな感じ!

 私は、バイコンの前日からミネアポリスに行きました。バイコン提供のホテルのお部屋、京都の私の家よりも広いお部屋でした!!すっご〜い!(基調講演に呼ばれた身なので、宿泊場所は主催者が用意してくれたのです)ミネアポリスの空港についたのが夜遅かったので、バイコンの方が車で迎えに来てくれました。

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【米国便り21】私にとってのバイコン

 実はわたし、バイコンのことは日本の友人であるルカさんに教えてもらいました。バイの仲間で、1999年に一緒に「ぽこあぽこ12号 特集『バイセクシュアル』である/ない、ということ」をつくった人です。このバイ特集号にもルカさんのバイコン参加レポートが載っています。

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【米国便り20】バイコンでの分科会一覧

バイコンでは、80以上の企画や分科会がありました。
その概要をプログラムから紹介します(abc順)。

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【米国便り19のオマケ】オススメ映画

ひびのの独断によるクイアシネマのご紹介!

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【米国便り19】Queer クイア ってなぁに?

 先日、ある読者の方に【米国便り】の感想をお聞きしたところ、「Queer クイア の意味が分からない」と言われました。また、最近わたしのまわりからも、「Queer クイア の意味が分からない」という声を時々聞きます。ちょっとショックを受けました。私はこれまでの【米国便り】で当たり前のように「クイア」と書いてきたけれど、意味が伝わっていなかったかも、と少し反省です。ということで、簡単に言葉の(恣意的な!)解説をします。

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【米国便り18】アジアにおける植民地主義、もしくは15年戦争と米国

 今回の米国滞在は、わたしにとって、米国と日本との関係を考え直す、とてもいい機会になりました。

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【米国便り17】自民党の改憲試案

以下は、【米国便り16】に(少しだけ)関連する余談です。

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【米国便り16】suicide bomb(自爆)と書いたら逮捕された

 米国で、ある日本人旅行者が飛行機の機内で英語の勉強のために「suicide bomb(自爆)」とメモしたところ、それが乗客と乗務員に見つかって騒ぎになり、結局その飛行機はもと来た空港に引き返し、その日本人は逮捕された。こんなニュースを聞いたのはわたしがポートランドを発ってミネアポリスに向かう数日前のことでした。
記事のリンク (日本語) (英語

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【米国便り15-2】バイコンの基調講演(日本語訳)

バイコンについてのことを詳しく書こうと思ったんだけど、私の基調講演の内容にも関係するところもあり、また何人かから基調講演の和訳の要望があったので、和訳しました。
せっかく訳したんだし、読んだらぜひ感想を聞かせてくださいね。

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【米国便り15】バイコンの基調講演のtext

 ほとんど英語ですが、バイコンでの基調講演のtextをお送りします。
 はじめの挨拶の部分以外は全て英語です。
 英語については、エミさんにチェックを入れて頂くなどご協力を頂きました。
 複数の方からのリクエストがあれば日本語訳をつくってもいいですが、ちょっと大変な作業ではあるので、できれば英語で読んでくださいね。
 この内容になったいわくなどは、また別便で書かせてもらいます。
 ひびの まこと

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【米国便り14】銃声

 ユージンのプライドの日、企画から戻って、Portlandのエミさんのおうちに戻ってきてくつろいでいた時のことです。窓の外で「タタタタン」と乾いた音がしました。なんか聞き覚えがあるな、、、そう、これって銃声じゃない?パレスチナ以来二年ぶりの銃声でした。「あぁ、なつかしい」。

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【米国便り13】ビアンバー/ゲイバーとミックスジェンダーと人種

 米国のビアンバーには「男の人」も当然のように入れるし、ゲイバーにも「女の人」がお客さんとして普通にいます。という事実を知って、私はとってもびっくり!

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【米国便り12】Eugeneのプライド

 エミさんのうちのすぐそばのカフェでお茶をしていたら、クイア系の新聞を発見。で見てみると、8月1日にEugeneでプライドセレブレーションのイベントがあることを発見。実はこっちの企画に全然顔を出していなかったので、ちょっと行ってみることにしました。
当日の写真

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【米国便り11】ポートランドの「同性婚」

 ポートランドのあるオレゴン州マルトノマ郡では、今年2004年3月、法的書類上の同性同士の結婚が公式に認められました。でもその後これが問題となり、現在は裁判によって差し止められています。そして、今年11月には、法的書類上の同性同士の結婚を禁止するためのオレゴン州憲法の改正の是非を問う住民投票が行われるという話です。

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【米国便り10】「彼女」「彼」・人称代名詞

 日常の会話の中で第三者を指し示す言葉、それが三人称の人称代名詞。具体的には「彼女」「彼」とかです。でもこれ、考えてみるとすごいことで、「性別」で人を表すのね。つまり、「私たちの文化」においては、「その人の性別」に対してこそ一番関心が持たれているってこと。

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【米国便り9】日系人 Homo a Go Go 2004
  (7/23@Olympia)

 オリンピアでは、「Traditions」というフェアトレード系・エコ系のお店で、集まりをもって頂くことが出来ました。(写真あります)
 エミさんの事前の予想では、ヒッピー系や社会運動系の人が来るかも(例えばISMに参加してイスラエル軍に殺されたレイチェル・コリーさん【注1】はオリンピア出身だったりする)、ということだったのですが、結局はクイア系の人がたくさん来てくれました。やっぱり、はじめから議論になりそうな、少し毛色が違う人が集まるのって、どこでも難しいのかも、と思いました。

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【米国便り8】インターセックス

 サンフランシスコでは、ISNA/北米インターセックスソサイエティ・The Intersex Society of North America(注1)のDavid Iris Cameronさん(注2)のおうちをエミさんと一緒に訪問しました。早口の英語は分からないことも多かったんだけど、私にはインパクトのある訪問でした。

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【米国便り7】カストロストリート

 サンフランシスコといえばゲイの街、ゲイの街と言えばカストロストリート。お約束の観光に行ってきました。バス停を降りるといきなりキスしている「ゲイ」カップル(ただし白人)が。あちこちにレインボーフラッグが掲げられ、ある銀行では、カストロストリートの支店で何十年もゲイの人たちに奉仕してきたことを誇りに思う、みたいな趣旨の掲示が店内に大きく掲げてあって、その手のポジティブな雰囲気やメッセージにあふれていました。

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【米国便り6】バスと鉄道

 米国の長距離バスは「グレイハウンド」といって、充実しています。いろんな都市を結んでいます。私は、ロサンゼルスからサンフランシスコの間などで利用しました。
 でね、バス乗り場で係員に対して大きな声で何かを主張している人がいたの。なんで?チケットも持っているし、何かごねると得することでもあるの?と思ってエミさんに聞いたら、バス会社は座席数よりもたくさんのチケットを売っている、らしいです。ひどい話ですね!飛行機のオーバーブッキングは聞いたことがあったけど、長距離バスのオーバーブッキングなんて聞いたことない。

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【米国便り5】サパティスタ民族解放軍の声明
  (7/19@Oakland その2)

Oaklandでは、サパティスタ民族解放軍のマルコス副司令官の声明を題材にしてお話をしました。
 サパティスタとは、メヒコ(英語名でメキシコ)の先住民を主体とする組織です。1994年にメヒコと米国との間で「自由貿易協定」が発効するのに伴い、「自由貿易協定は先住民への死刑宣告だ」などと主張して武装蜂起をしました。

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【米国便り4】トイレ、そしてインスタント・ドラァグショー
  (7/19@Oakland その1)

 San Franciscoのすぐそば、Oaklandでは、SMAAC Youth Centerというところで企画をさせて頂きました。行くまでどんなところか知らなかったんですが、玄関を入るといきなり「LGBTQIのホームレス」のことを扱うバナーが掲げてあったりして、びっくり。そのセンターは、踊りの練習をするスペースやミーティングスペース、ビリヤードなど交流スペース、飲み物の販売などがあって、地域のクイア・ユースがたまり場的に集まってきていました。非営利の民間団体だそうです。
(念のために言うと、L:lesbian G:gay B:bisexual T:transgender Q:queer または/および questioning I:intersex)

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【米国便り3】英語での初めてのプレゼンテーション
  (7/17@LosAngeles)

 これがまた、なんとも、しどろもどろになってしまいました。この日は、会場の手配に行き違いがあったようのですが、結局7〜8人の人が参加してくれました。いきなりトランス系多し。「the Camp Trans」(http://www.camptrans.org/)の人も来てくれた。日本でやっているように、要点を書いたメモから、その場でアドリブで話そうとするのですが、日本語で思考して、それから英語にすると、翻訳過程でもう一度意味を作り直す作業が自分の中で必要になり、「言いたいことはあるのに、言葉にならない状態」にしばしば突入。それでも、みんな気長に待ってくれていて、なんとかお話をすることが出来ました。

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【米国便り2】ダーリーンとドナ

 今回の米国行きの目的は、バイコン(国際バイセクシャリティ会議)への参加、エミさんとの西海岸講演ツアー、そしてそれに並んで、パレスチナで国際連帯運動(ISM)に参加し一緒に裁判を闘ったダーリーンさんに会うことでした。ダーリーンさんは、米国籍のユダヤ人で、イスラエル政府による強制退去命令に「ユダヤ人であるわたしが退去させられるのは絶対受け入れられない」と極めて強く異議を唱えていた人です。

パレスチナでISMに参加した記録
現地写真集
ダーリーンさんとの再開の写真

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【米国便り1】米国に無事入国出来るかな?

 実は、ちょっと不安でした。
 というのも、米国の入国ビザ免除の基準に、「有罪になったかどうかにかかわらず逮捕された経験があるか」というのがあり、逮捕歴のある人はビザ免除が適用されない(ビザ申請が必要)と米国大使館のHPに書いてあったからです。
 心配ならちゃんとビザ申請をしておけということなのですが、ちゃんとHPを読んでいなかったのでした。

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投稿者 hippie : 21:44 | コメント (0)

「米国ツアーの写真集」です!

-ダーリーンとドナ(San Jose)
-オークランド(S.M.A.A.C. Youth Center 7月19日)
-オリンピア(Traditions 7月23日)
-ポートランド(In Other Words Women's Books and Resources 7月28日)
-ユージンのプライド(8月1日)
-国際バイセクシュアリティ会議(Minneapolis 8月6日)

【米国便り】について

2004年7月に、米国西海岸各都市で講演ツアーをしました。
当初はパネル企画を予定していたのですが、私の英語力の問題で、私の講演という形になりました。
今回のツアーは、米国ポートランド在住のエミ・コヤマさんインターセックス・イニシアティヴ代表・「フェミニズムへの不忠」の著者)と一緒のツアーです。
また、さらに、8月6日には、米国Minneapolisでの国際バイセクシャリティ会議に参加し、基調講演を行いました。
このサイトは、今回の米国ツアーにおける、私的なレポートです。
ツアー日程の詳細は「続きを読む→」をご覧下さい。
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ツアーのタイトル
Tumbling Down the Empires Within:
Quest for Justice in Queer Politics and in Our Lives
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なお、この【米国便り】は、ひびののメールグループに投稿されていたものを再度ウェブ用に転載したものです。メールグループに今後もひびのの最新情報が流れると思いますので、よければ登録してみてください。登録は、
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